大阪市都島区 武内小児科|予防接種の取扱医療機関

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診療案内MEDICAL INFO

診察時間

 
9:00~12:00
14:00~18:00

※火曜日・木曜日の午後、第1・第3土曜日・日曜日・祝日は休診です。
※第2・第4・第5土曜日は診療しております。

診療内容

乳児健康診査

生後3-4ヵ月、1歳6ヵ月、3歳3ヵ月の子どもは、地区の保健所や保健福祉センターで、身体の発育状態、栄養状態、精神発達の状況、予防接種の実施状況などの健康診査、保健指導を無料で受けることができます。対象となる子どもには、事前に通知が届きます。
当院では、後期乳児健診として10ヵ月前後の乳児を対象に、大阪市からの委託によって無料で診査を行っています。この時期のお子様は成長や発達の上で様々な病気や問題の可能性がないかチェックすることは非常に重要です。また、生後6か月、1歳、2歳、就学前などの健診も対応しており、ご希望があれば診査します。

予防接種

予防接種法に基づき、当院は市の協力医療機関として、ヒブ(Hib)、小児肺炎球菌、ジフテリア・百日せき・破傷風・急性灰白髄園(ポリオ)の四種混合、麻疹・風疹(MR)、水痘、日本脳炎、結核(BCG)などの定期的な予防接種が無料で実施しております。
予防接種スケジュールに関しては、「日本小児科学会」ホームページ内の「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」と「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」ホームページ内の「予防接種スケジュール」にそれぞれ掲示されています。

主な予防接種

  • 集団接種 / 個別接種

    集団接種では施設に集まり、一人ずつワクチン接種を受けます。現在、公的には、結核を予防するためのBCGのみが集団接種となっています。当院では個別接種を受けることができます。

  • 定期接種 / 任意接種

    定期接種とは、義務づけられている予防接種のことを言います。また、ワクチン接種を無料で受けることができます。一方で、任意接種は自費となります。ただし、日本は他の先進諸国に比べて定期接種の種類が少ないため、定期接種だけでは十分とは言い難い面があります。

  • 生ワクチン / 不活化ワクチン

    免疫原性(免疫が付く働き)のみを備えているのが不活化ワクチンです。一方、免疫原性だけではなく病原性(病気に罹る働き)も備えているのが生ワクチンです。生ワクチンは不活化ワクチンよりも少ない回数で効果を認める代わりに、副反応(ワクチン接種に対して身体から自然に生じる免疫的な反応)により留意する必要があります。

子どもが生まれたら接種するワクチン<定期接種>

  • ヒブワクチン

    生後2ヵ月から接種が可能で、全4回の接種が必要です。ヒブ(Hib、インフルエンザ桿菌b型)という細菌による感染症を予防します。ちなみに、この細菌の発見当初は後述のインフルエンザの病原菌と考えられていたため、このような名称がつけられましたが、インフルエンザウイルスとは関係ありません。

  • 肺炎球菌ワクチン

    ヒブワクチンと同じく生後2ヵ月から接種可能で、全4回の接種が必要です。肺炎球菌という細菌感染を予防します。一般に、細菌感染は病原性が強く、発症した場合は強い症状が出て危険な状態になるおそれがあります。

  • 四種混合ワクチン

    生後3ヵ月から接種可能で、全4回の接種が必要です。ジフテリア菌、破傷風菌、百日咳菌、ポリオウイルスの4種類の感染症を予防します。破傷風は地面や植物などに多く存在するので、家の外に出るような時期になると感染の危険が高まります。また、百日咳は健康な成人が軽症で罹患して感染が拡大してしまうことがあります。ポリオウイルスは麻痺の原因となることがあります。

  • BCG

    前述した通り、通常は保健福祉センターで接種を受けます。生後5ヵ月から8ヵ月の間に接種するのが現在の標準スケジュールです。管状針という、ハンコのような形状の注射針によって接種します。

  • 麻しん風しんワクチン

    麻しんは結核や百日咳と並び、大変感染力の強い感染症です。また、風しんは妊婦が感染すると、胎児に重大な問題を及ぼすことがある感染症です。1歳になれば接種可能なので、生まれて初めての誕生日を迎える時に、当日または出来る限り近日中にこのワクチンを接種しましょう。二回目の接種を行う第2期は就学前(小学校に上がる前の時期)に接種する必要があります。

  • 水痘(みずぼうそう)ワクチン

    水痘も非常に感染力が強い感染症です。感染すれば水疱が生じ、跡が残ります。また、一度水痘に感染すれば免疫力が低下した際に帯状疱疹が発症します。1歳になれば接種可能で、2回目の接種は1回目の3-6ヵ月後が標準ですので、1歳のうちに2回とも接種を済ますことが望ましいでしょう。

  • 日本脳炎ワクチン

    生後6ヵ月になれば接種可能ですが、標準的スケジュールでは、3歳以降が接種開始です。9歳以降が対象となる第2期まで、全4回に渡り接種が必要です。日本脳炎ウイルスは、日本に限らずアジア圏内の多くで罹患します。

  • 二種混合ワクチン

    11歳になれば接種可能で、4種混合ワクチンの内、ジフテリア菌と破傷風菌の感染症を予防します。ここまで接種すれば、ヒトパピロマウイルスワクチン以外の現在の予防接種のプログラムによる定期接種は終了します。

  • B型肝炎ワクチン

    垂直感染(母体からの感染)の危険があれば生後から、それ以外は生後2ヵ月から接種可能で、全3回の接種が必要です。B型肝炎を発症すると、肝硬変や肝臓がんに進展する危険性があるため、がん予防ワクチンとしての意義もあります。B型肝炎ウイルスは性行為感染症であり、主に血液を介して感染しますが、唾液や汗、涙などの体液によって感染する危険性も否定できません。海外の多くの国では定期接種に含まれています。

  • ヒトパピロマウイルスワクチン

    ヒトパピロマウイルスは手足にできる尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といういぼの原因としても一般的ですが、性行為感染症でもあります。ヒトパピロマウイルスに感染して発症すれば、ウイルスの型によっては、前述の尋常性疣贅や尖圭(せんけい)コンジローマという皮膚疾患だけではなく、子宮頸がんに進展する危険性があります。そのため、がん予防ワクチンという意義により、定期接種として位置づけられています。しかし、現在は、ワクチン接種と接種後に生じる強い疼痛との関係が否定できないため、積極的には接種は勧められていません。

子どもが生まれたら接種するワクチン<任意接種>

  • ロタウイルスワクチン

    ワクチンの種類によって異なり、生後6週から接種可能のワクチンは全2回で、生後8週から接種可能のワクチンは全3回の接種がそれぞれ必要です。急性胃腸炎(感染性胃腸炎、ウイルス性胃腸炎)と呼ばれる、いわゆるお腹のかぜの原因となるウイルスの中で主要なものの一つです。

  • おたふくかぜワクチン

    生後1歳から接種可能で、全2回の接種が勧められています。感染すると、流行性耳下腺炎と呼ばれる感染症にかかり、耳の周りから首にかけて腫れてしまうだけではなく、急性膵炎や無菌性髄膜炎、難聴、さらに思春期以降の年齢であれば精巣炎および卵巣炎を合併する場合があります。

  • インフルエンザワクチン

    インフルエンザウイルスは、日本では例年1000万人も発症する感染症です。しかし、インフルエンザワクチンの予防効果はワクチン接種の中では十分ではなく、年によって差異はあるものの、約半数しか発症の予防効果は認めません。しかし、ワクチン接種によって肺炎や脳症などの重症化をきたす合併症を生じうる危険性は明らかに下がります。ワクチンの種類によっては生後6ヵ月から接種可能で、13歳未満は例年10月から12月頃にかけて通常は2回接種します。また、毎年新たに接種する必要があります。

  • その他のワクチン

    ・主に高齢者に必要なワクチン
    23価肺炎球菌ワクチン: 高齢者や脾臓摘出者が対象となり、高齢者は公費負担
    ・海外渡航前に必要なワクチン
    A型肝炎ワクチン: 急性肝炎の予防
    狂犬病ワクチン: 罹患すれば死に至る
    破傷風トキソイドワクチン: 2種混合ワクチンを接種して10年以上経過した人には必要
    ・新しいワクチン
    メナクトラ: 髄膜炎菌の予防、海外渡航には必要
    これらのワクチン接種をご希望の方は、前もってご相談願います。